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タイトル 市町村住宅政策の企画・立案のための統計データ活用手法に関する調査 報告書
発行年月 平成31/令和1年05月 判型 A4 頁数 132
概要 平成18 年に、「国民の住生活の安定の確保及び向上の促進」のため、住生活基本計画(全国計画)が閣議決定された。それを踏まえて、人口減少・高齢化等の地域課題を解決すべく、国・都道府県レベルでの住宅政策が行われてきたが、地域ごとの特性を踏まえた課題解決の必要性から、市町村レベルでの住宅政策にも関心が集まっている。
人口構成や住宅に関する特徴・課題は地域ごとに異なっているため、市町村レベルの住宅政策の実施は、課題解決に有効と考えられる。しかし、これまでの政策策定の経験から住宅政策の知見を持つ国・都道府県とは異なり、住宅政策策定を牽引できる人材を持たない市町村も多い。また、住宅政策に通暁した人材を有する市町村についても、その知見は各人の能力・経験に依るところが多く、新しく住宅政策に取り組む自治体が参照できるような共通の枠組みを持たない。加えて、近年重要視される「証拠に基づく政策立案 (EBPM)」にあたって必要な地域レベルの統計データについても、市町村ごとにアクセスできるデータベースが異なることが多く、その収集・加工には労力がかかるのが現状で
ある。
本稿は、こうした課題を踏まえて、新たに住宅政策を企画・立案する自治体が参照できるマニュアルを作成するために行った調査を報告書としてまとめたものである。なお、巻末には、各自治体に配布されたマニュアルの詳細版を参考資料として掲載している。
本調査が、市町村レベルの住宅政策策定を促し、人口減少・高齢化といった課題解決の一助となることを通じて、国民の住生活の改善に寄与すれば幸いである。
目次 第1章 調査の枠組み…1
1.調査の目的…1
2.調査の流れ…3

第2章 市町村住生活基本計画策定状況の整理…5
1.市町村住生活基本計画策定状況調査…5
(1)調査の目的…5
(2)調査の概要…5
(3)調査結果…6
2.都道府県ヒアリング…12
(1)平成29年度都道府県アンケート結果…12
(2)ヒアリング対象…12
(3)ヒアリング項目…14
(4)ヒアリング結果…15

第3章 住宅政策の企画・立案に用いられている統計調査の整理…19
1.調査の目的・概要…19
(1)調査の目的…19
(2)調査対象…19
(3)調査内容…21
2.計画策定にあたり用いられている公的統計調査…22
(1)計画策定にあたり用いられる公的統計調査の種類及び数…22
(2)住宅分野の統計において調べられている内容…23
(3)住宅分野以外の統計において調べられている内容…30
3.計画策定にあたり行われた独自調査…32
(1)独自調査の種類…32
(2)アンケート調査の詳細…33
4.統計調査・独自調査の活用方法…34
(1)統計調査・独自調査の活用内容…34
(2)統計調査・独自調査を市町村の課題整理に活用している例…35
(3)指標設定の状況…38

第4章 市町村における住宅政策の企画・立案の取組事例の把握…41
1.調査の目的・概要…41
(1)調査の目的…41
(2)調査対象…41
(3)調査実施概要…43
2.市町村住生活基本計画に関するアンケート結果…44

第5章 市町村住宅政策の企画・立案を支援するためのマニュアルの検討…63
1.マニュアルの参考となる既存資料の整理…63
(1)市町村の住宅政策におけるデータ活用に関する既往文献の整理…63
(2)統計調査の活用・社会調査の実施方法に関する書籍・マニュアルの整理…65
2.「市町村住生活基本計画のための統計データ活用マニュアル」の作成…67
(1)マニュアル構成パターンの抽出…67
(2)「市町村住生活基本計画のための統計データ活用マニュアル」構成の検討…70
(3)「市町村住生活基本計画のための統計データ活用マニュアル」の作成…70

参考資料:「市町村住生活基本計画のための統計データ活用マニュアル」…73
価格(税込) 2,750円 在庫

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