調査研究リポートの詳細

No.79002印刷印刷 --- PDFの有無

タイトル 大都市におけるコミュニティ形成に関する研究 ?コーポラティブ方式について?
発行年月 昭和55年10月 判型 B5 頁数 139
概要  首都圏・大阪圏のコーポラティブ方式(コープ方式)住宅に居住する285世帯(有効回収率86%)を対象に、昭和55年3月から5月にかけてアンケート調査を行い、コープ方式のコミュニティ形成に果たす役割と問題点について検討した。この調査により、コープ方式の住宅に参加した理由においては、個別要求が満たされることが重要と考えられ、当初からコミュニティ形成を期待していた人の割合は少ないことが明らかになった。しかし、入居後は参加者の協同精神が生かされた点などにおいて、全回答数の33.2%がコミュニティは重要だと考えて高く評価され、組合結成後は、ユーザー会議を行うことでコミュニティ意識が醸成できたという結果を得た。今後の課題は、組合を組織として認識し運営すること、計画・設計・建設段階から管理上の問題点を配慮することが指摘された。
価格(税込) 1,733円 在庫 ×