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タイトル 等価交換方式中高層住宅に関する実態調査
発行年月 昭和58年06月 判型 B5 頁数 113
概要  首都圏で昭和50年から55年に分譲された等価交換方式の中高層住宅の供給実績を調査し、元地主(110件)に対して面接アンケートを行って経営・管理の実態と問題点などを明らかにした。民間中高層分譲住宅に占める等価交換方式の割合は、戸数ベースで昭和50年2.5%、55年14.8%と年々増加し、23区内だけでなく都下や神奈川県にも拡大する傾向がみられた。地主が等価交換方式を採用して土地の有効利用を計画した理由は、資金の負担が少ない点が最も大きく、等価交換の形態は、現在の建物部分だけと交換したケースが約63%、建物部分と現金とに交換したケースが約35%となった。取得分に対しては「大変満足」「やや満足」「普通またはどちらとも言えない」が8割弱を占めた。経営上の問題点は、約6割が問題はないと回答しているが、賃貸用の店舗については収入面での不満が4割以上を占め、管理上の問題点は、パートナーが管理実施主体を指定したケースでの不満が約2割となった。
価格(税込) 1,631円 在庫 ×