調査研究リポートの詳細

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タイトル 相続に起因する土地利用の細分化に関する調査
発行年月 昭和59年04月 判型 B5 頁数 150
概要  23区内の中から住宅敷地面積の割合が大きい世田谷区成城5丁目、同奥沢6丁目、同上北沢3丁目、大田区田園調布4丁目の4地区110地点を選定し、土地の細分化状況と移動事由の調査分析、相続にかかわる土地細分化の事例調査を行い、相続と土地の細分化の関連性を検討した。調査地点のうち、昭和38年から58年の20年間に分筆された土地は半数以上にのぼり、そのうちのほぼ半数が相続にかかわるものであった。土地の面積が499m2以下と比較的小さい場合は、相続しそのまま保有するケースと全部売却するケースの割合が多く、500m2以上の場合は分筆にして一部保有、一部売却するという傾向がみられた。昭和38年と58年の1筆当たりの土地面積を比較してみると、成城5丁目と田園調布4丁目については、良好な街並みは維持されているが、奥沢6丁目と上北沢3丁目については、細分化が進んでいることが示された。
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