調査研究リポートの詳細

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タイトル 住環境整備のための新たな仕組みに関する調査
発行年月 昭和60年05月 判型 B5 頁数 154
概要  住環境の向上を図るため、住環境の概念を整理するとともに、住環境を整備するための仕組みのあり方を検討した。有識者6氏からのヒアリングと既存資料の分析により、住環境整備投資の現況と見通しについて検討するとともに、外国および国内の先進的な整備事例(アメリカのミッションビエホ、アーヴァインなど、日本の柏ビレジなど)と既成市街地における住民組織を軸とした住環境の改善事例(大田区の狭隘道路拡幅整備助成、世田谷区太子堂地区・神戸市真野地区のまちづくり)の研究を行った。この結果、住環境整備のタイプは、「団地開発型」と「既成市街地型」に大別され、前者では、積極的な維持管理を行うには、維持管理の主体となる住環境整備組合が法人格を有し、その組合の活動を支援するために住環境整備基金を設立するなどの仕組みをつくりあげることが必要であり、後者では、組合による共同建替えについて、新たな仕組みを検討することが必要であると提言した。
価格(税込) 2,345円 在庫 ×