調査研究リポートの詳細

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タイトル 都心周辺区における職業分布と職住混合の形態に関する調査
発行年月 昭和62年10月 判型 A4 頁数 55
概要  都心周辺区のうち、山手6区(豊島・新宿・渋谷・目黒・港・品川)に着目し、将来の職住混合による新しい都心域のあり方について検討した。住宅地図を用いて、山手6区の住居系地域における住宅以外の建物の混入状況を調査するとともに、職業別電話帳を用いて、渋谷区における町丁別の新しい都市的職種と思われる業種(設計業・デザイン業など)の事業所数を各業種別に集計し、分布状況を把握した。また、渋谷区における住居系の用途地域を対象として、フィールドサーベイ(10地区)を実施し、調査地区にあるすべての建物について表札、看板、郵便ポストなどにより住宅以外の建物の混入状況、住宅での非住居用途の混入状況を調査した。その結果、住宅以外の建物が13.5%、住宅での非住居用途が12%強であり、地区における非住居用途の混入率は2割を超えていることが明らかになった。望ましい職住混合形態のあり方として、住居系地域の中にる非住居地区を作り建物の混入を認める、用途地域の立体的色分けを考えることなどが提示された。
価格(税込) 1,733円 在庫 ×