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タイトル 地区計画制度の実績評価と運用方策(II)
発行年月 平成9年11月 判型 B5 頁数 201
概要  平成3年度調査の成果をふまえ、既存文献により、これまでの地区計画の活用実態を概観するとともに、地区の整備、開発の方針、地区整備計画の内容(用途の制限、敷地面積の最低限度などの制限項目)、地区施設の決定状況などを整理した。さらに、スプロール市街地の形成を防止するタイプの地区計画(134地区)のうち、地区計画策定後3年以上が経過し、地区施設道路が実現している14地区の事例を抽出して当該市区町の担当者に対するヒアリング調査および現地観察を行い、地区施設の実現の状況、敷地および建築物に関する計画内容などについて詳細な分析を行った。また、地区計画に係る届出・勧告制度の運用と問題点、条例に関する問題点を整理するとともに、ドイツにおけるBプランの策定事例としてハノーバ市およびシュトットガルト市のBプランをとりあげ、図面をもとに計画内容などを分析した。今後の活用方策として、地区計画の方針内容を充実するとともに地区計画方針付図の活用が望まれる、地区整備計画の規制内容の質を維持するためのルール化を検討する必要があることなどを提案した。
価格(税込) 2,400円 在庫 ×