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タイトル 諸外国における都市住宅制度に関する調査研究
事業年月 昭和54年04月 判型 -- 頁数 --
概要  イギリスの土地政策に関して、調査した文献資料の一部を抄訳したものである。開発が進行する過程における自治体の役割について論じ、自治体による土地取得、計画、租税、開発方式などについて論及した。イギリスにおける土地の性質と特徴、土地所有権、開発利益と損失の歴史、政策の歴史などを概説し、開発計画の現状と不動産開発業においての問題点を述べ、不動産開発の提携の必要性を説いた。また、1975年に成立した「開発用地公有化法」を検討した。この法により、土地が公有化されてくると開発価値はなくなり、民間開発機関は用地取得を避けるようになる恐れもあるが、不動産会社の役割には地方自治体に対する開発コンサルタントもあるとした。今後最大の課題は、土地開発の費用と収益の関係を示すデータを蓄積することで、それにより効果的土地政策を作りだすべきだとしている。