調査研究リポートの詳細

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タイトル 空き家再生等による地域活性化への取り組みと課題
発行年月 平成21年06月 判型 A4 頁数 105
概要 少子・高齢化等の進展に伴い、近年、全国的に空き家や空き地が増加しており、防犯・防災面や景観等の観点から対応が急がれる状況となっている。特に、本格的な人口減少社会の到来を迎える我が国においては、今後住宅需要のさらなる減少等により、空き家の増加が予想されることからも、既存住宅ストックの一角を占めるこれらの空き家等の利活用の促進は喫緊の課題である。
こうした中で、二地域居住や田舎暮らし、定住促進等に向けて、空き家の利活用に対して積極的に取り組む事例が見られつつある。一方で、地域の主体的な活動を支援するための公的な枠組みも整備されつつあり、国土交通省においても、空き家再生等推進事業を平成20年度に創設し、同事業を活用した地域の主体的な取り組みを積極的に支援していくこととしている。
本調査研究では、このような状況を踏まえ、全国における空き家の現状や利活用ニーズ、利活用時の課題等を、文献調査、自治体アンケート、ヒアリング等により把握するとともに、地域における先導的な空き家活用の最新事例分析を通じて、空き家利活用のための今後の施策展開方策の検討を行ったものである。
本調査研究は、当センターが、国土交通省住宅局住宅総合整備課住環境整備室の指導と協力のもと、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社に委託して実施した。調査研究の成果である本リポートが、今後増加が見込まれる空き家の利活用の促進に、些かなりとも寄与することができれば幸いである。
価格(税込) 1,800円 在庫 ×