調査研究リポートの詳細

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タイトル 東京都区部における住工混在地の整備に関する調査
発行年月 昭和58年01月 判型 B5 頁数 119
概要  東京都区部における住工混在地域について、既存資料を収集・分析するとともに、事例対象地区(本所二丁目、大森西一丁目)を選定して、現地調査と住民面接調査(15件)を行うことで、住工混在地区の特性と今後の検討課題を明らかにした。既存資料からは、行政機関による調査研究から実態を把握し、各種統計資料からは、東京都全体と各区の工業活動の現状と推移を把握した。事例調査では、日用消費財工業の中心区である墨田区本所と機械工業の中心区である大田区大森西の2地区を選定し、本所では工場での内部変化により工場従業者が減少し、大森では工場が移転して跡地にマンション等の住宅地化が進行して生産活動を圧迫している現状が示された。住工併存策の検討課題としては、土地利用に関する諸制度の検討、工業活動の役割の明確化、工業と居住の空間関係の実態、公害発生状況と住民評価の把握などがあげられた。
価格(税込) 1,529円 在庫 ×