タイトル | 戦前の住宅政策の変遷に関する調査(IV) ?戦前郊外化の諸相? | ||||
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発行年月 | 昭和58年11月 | 判型 | B5 | 頁数 | 96 |
概要 | 19世紀から20世紀前半にかけての欧米諸国の郊外化の問題を国際比較し、日本の旧法体制と郊外化の関係を分析した。ドイツについては、ベルリンの賃貸兵舎に代表される住宅問題への対抗策である都市拡張の制度を紹介した。フランスについては、パリとその郊外の人口増大に伴う画地分譲の市街地開発について、既成市街地の内部や周辺地域での中層の共同住宅から郊外での戸建て住宅・別荘地の開発、さらに郊外型住宅地の開発の過程を述べた。イギリスは、ロンドンの鉄道網の発達による郊外化の状況、田園郊外の低層低密住宅地、郊外公営住宅地および投機的郊外住宅地への流れについてまとめた。アメリカについては、ニューヨーク周辺の計画的郊外住宅地の事例を分析し、20世紀の郊外化と近代都市計画の関連性を述べた。さらに、日本の郊外地コントロールの観点から、旧法体制における都市計画法・市街地建築物法に対する問題点を指摘し、一般的建築規制、用途地域性などに関する規定と運用実態を分析した。 |
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価格(税込) | 1,223円 | 在庫 | × |
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