調査研究リポートの詳細

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タイトル 世代交代からみた21世紀の郊外住宅地問題の研究 ?戦前及び戦後の郊外住宅地の変容と将来展望?
発行年月 昭和60年12月 判型 B5 頁数 209
概要  郊外住宅地の世代交代を調査するため、昭和59年8月から60年1月にかけて、戦前開発の住宅地(洗足・奥沢)と戦後開発の住宅地(多摩平・つつじヶ丘・生田・鷺沼)を対象にアンケート調査を実施(回収率/戦前47.7%、戦後53.7%)するとともに、土地登記簿調査、一戸建て以外の建物の調査、ヒアリング調査、名簿調査を行い、戦前、戦後を通じてどのように郊外住宅地が形成されたかをとらえた。また、戦前の住宅地の形成と変容の経緯、変容に対する居住者の評価、世代交代の状況と土地分割との関係を明らかにし、戦後の住宅地については、戦前住宅地との比較、地域コミュニティの現況と課題、家族型変化率による21世紀の世代交代の予測についてまとめた。最後に、戦前の郊外住宅地をモデル化し、住宅地の形成・変容のプロセスには、建設期・安定期・世代交代期・インナーシティ期の4段階があることを明らかにし、土地の細分化による環境の変化や世代交代による新住民の増加などの問題点をあげた。
価格(税込) 2,956円 在庫 ×