調査研究リポートの詳細

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タイトル 住居費負担率の時系列変化に関する研究
発行年月 昭和61年05月 判型 B5 頁数 107
概要  三大都市圏の借家入居および持ち家取得における住居費負担率の分布の特性と時系列変化を実証的に把握するため、既存資料のデータを用い、2変量対数正規分布によって分析を行った。家賃負担状況については、昭和43・48・53年の住宅統計調査のデータを用い、最近5年間に民営借家に入居した雇用者世帯について、家賃と収入の関係を分析した結果、家賃負担率水準は低下傾向であること、収入と家賃負担率の分布特性は昭和43年から48年の間に大幅に変化したが、その後の5年間は安定的であることなどが示された。持ち家取得については、昭和48・53・58年の住宅需要実態調査のデータを用いて、最近5年間に持ち家の新築、分譲購入、建替えを行った雇用者世帯の収入と住宅価格・自己資金・償還金負担との関係を分析した。償還金負担率は安定的に推移しているのに対し、住宅価格と自己資金の対収入倍率は上昇していることなどが明らかになった。
価格(税込) 1,427円 在庫 ×