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タイトル 居住水準の改善状況に関する調査
発行年月 平成4年10月 判型 B5 頁数 161
概要  住宅統計調査速報値(総務庁、昭和63年)によれば、全国の最低居住水準未満の世帯は着実に減少しているものの、昭和63年で依然9.5%(358万世帯)存在する。ここでは同調査を用い、建設省が「第五期住宅建設五箇年計画(昭和61?平成2年度)」で定めた居住水準の広さについて、その達成状況を、持ち家・借家(公営・公団・民営・社宅等)、世帯人数・年齢・年収、建築時期、家賃、通勤時間などさまざまな角度からみたものである。同時に、居住水準は客観的な指標であり、居住水準の高さは居住者の評価と必ずしも一致しないことから、住宅需要実態調査(建設省、昭和63年)を用いて、居住水準と個々の世帯の満足度との関係を考察した。さらに、居住水準の具体的な改善状況を把握するため、住替えに伴う居住水準の変化を見た。全体的な傾向をいえば、居住水準は持ち家で高く、借家、とくに公営借家で低い。しかし、地価高騰などから持ち家への住替えは鈍っており、水準未満を解消できない世帯が多いことが明らかにされた。
価格(税込) 3,058円 在庫 ×