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タイトル 二大都市における空き家実態調査IV
発行年月 平成10年07月 判型 B5 頁数 92
概要  21世紀に向けた住宅政策においては、既存ストックの活用の重要性がうたわれており、「空き家」の実態把握には大きな意義がある。そこで、空き家の建物特性および環境特性、空き家所有者の意向等についての詳細な調査を行った。対象地区は東京都・大阪府の5万人以上の市区のうち、住宅統計調査で空室率8%以上の市区とし、それぞれ200の調査区を住宅総数に応じて無作為に抽出し、外部作業を通して空き家所有者をリストアップし、平成7年11月に直接ヒアリングを主体とする調査を行った(有効回答数874万戸)。その結果、民営借家の空き家が64.4%と一番多く、建て方別では共同建てが85.2%となっている。空き家の平均床面積は、昭和55年の25.9m2から今回の50.2m2へと持続的に拡大しており、設備でも「浴室あり」の比率が80.5%と居住世帯のある住宅に近接している。建物老朽度も「無・小」の空き家が74.6%と多数を占めており、空き家の良質化傾向が顕著となった。
価格(税込) 1,800円 在庫

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