未発行の調査研究の詳細

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タイトル 海外における木造マンションに関する諸制度の先進事例の調査研究
事業年月 平成4年04月 判型 -- 頁数 --
概要  木造マンション(木造3階建共同住宅)の先進国であるアメリカ、カナダ、ドイツについて、法体系、管理体制などを調査したものである。アメリカの木造マンション(分譲および賃貸)の事例(6事例)を収集・整理し、間取り、床面積、価格および賃料などを明らかにした。さらに、アメリカ・ニューヨーク州およびカナダ・オンタリオ州のコンドミニアム法、ドイツの住居所有権法を抄訳し、それぞれ概要としてまとめるとともに、アメリカの木造マンションの一例として入手した資料を翻訳し、設計図や管理規約などをもとに設計に関する特徴、規約上の特徴、修理・改修などの内容について整理した。また、ドイツ・バイエルン州の木造マンション開発レポートをとりあげ、木造システム建築の賃貸共同住宅モデルプロジェクトを紹介した。ドイツでは建築コストを下げることが新しい木造建築導入の背景となっており、日本においても建築基準法の改正により3階建て以上の木造共同住宅が普及すれば、建築コスト低減を図ることができるとしている。