未発行の調査研究の詳細

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タイトル 長寿社会対応住宅設計の有効性に関する調査〔II〕
事業年月 平成8年04月 判型 -- 頁数 --
概要  平成7年度調査では、「長寿社会対応住宅設計指針」の考え方に沿ってハウスメーカーが建てた「対応住宅」の居住者に対してアンケート調査を行い、長寿社会対応住宅の配慮部位の有効性を明らかにしたが、本調査はそれをふまえて、実際に居住者がその配慮部位をどのように扱っているのかを訪問調査により把握した。アンケート調査で「訪問調査可能」と回答した約30物件のなかから身体機能レベル・対象者年齢・配慮内容などを検討して計16物件を抽出し、訪問調査を行った。調査シートによるヒアリングにより、身体機能レベル、現在の住居の住まい勝手、不便な点・便利な点、将来への不安および見通しなどを調査するとともに、写真およびビデオ撮影により、玄関の出入り動作、建具通過動作、階段昇降動作、便器の立ち座り動作、布団の上げ下ろし動作、浴槽の出入り動作などを調査した。配慮部位における詳細設計(手すりの設置位置など)の微妙な違いにより使い勝手や使用方法に差異があり、身体機能レベルの差異により使用方法に変化があることを検証した。